家計から幸せな家庭作る ファイナンシャルプランナー秋山慎也

ライフプランニングについて

ライフプランニング

イフプランニングとは、人生設計のことです。

あなたが、どんな人生を歩んで生きたいのか、年齢や社会的な状況に応じて、あなたの人生をどのような人生にするかを計画し、設計する行為を指します。

私たちファイナンシャルプランナーの最も大きな役割は、この各人のライフプランをお金=ファイナンスの側面からサポートすることです。[st-kaiwa1]ファイナンシャルプランナーというくらいなので、ファイナンスをプランする人なのですね。[/st-kaiwa1]

一言でライフプランニングと言っても、それぞれの出来事には必ず出費=お金が条件としてついてきます。つまり、ライフプランニングは、ファイナンスのプランニングなしではなりたたない、ということができるのです。

[st-kaiwa1]だから、ファイナンシャルプランナーがライフプランするんだね![/st-kaiwa1]

人生生きているとさまざまな出来事が起こります。これをライフイベントと呼び、未成年のうちは親のライフイベントの一環として、出生や小、中、高、大学への入学や卒業などがあります。しかし、大人(18歳以上あるいは大学卒業後)として成人してからは、あなたのライフイベントは、あなたのライフプランの上に起こることになります。人生の責任が、はっきりと自分自身に移ってくる瞬間でもあります。

[st-kaiwa1]ライフプラン=自分の責任、大人の責任なんだね。[/st-kaiwa1]

大きなライフイベントとしては次のようなことがあるでしょう。例えば、就職、自動車の購入、結婚、出産、マイホームの購入、子供の進学、親の介護、転職や独立、退職や親の葬式などです。

これらのことは、中には経験しないまま人生を終えてしまうこともありますが、一般的には必ず誰しもが通る出来事です。そして、必ずまとまったお金が必要になるタイミングでもあります。これらの出来事を計画的に設計して、あらかじめお金も準備することで、人生は確実によりよくなります。

あなたが今、何歳だとしても関係ありません。

親から独立した大人であれば、20代でも30代でも、仮に40代だったとしても遅くありません。

私たちは、過去を変えることはできません。できるのは、今どう考えて何をするかを選ぶことで、未来を変えること、未来を自分の望むものにしようとすることだけです。そう考えるならば、今がどういう状況であったとしても、未来をよりよくするために努力を始めるタイミングは、「今」以上に早いタイミングはないということができます(人間はどうやっても過去に帰ることができないため)。

なので、いますぐライフプランニングに取り組みはじめてください。

ライフプランの大元となるもの

ライフプランの大元

ライフプランにとって一番大切なことは、どんな人生を歩みたいのかということです。あなたの人生は、あなたのものです。

確かに、あなたはあなたの両親がいらっしゃってはじめて存在します。あなたの両親のご両親、そしてさらにはご先祖さまが命をつないできたからこそ、あなたはこの世に生を受けて、奇跡的に存在することができています。また、この世に産まれてから後は、ご両親はもとより、親戚の方や友達、地域の人や学校で出会う人など、さまざまな人の支えの中で育ってきました。

なので、決してあなたの命は、あなただけのものではありません。

しかし、ことあなたの人生だけをとってみると、どのように生きるのかということは、あなた以外の誰も決めることはできません。また、この世には一人として同じ人間が存在しないように、人は皆千差万別です。人生に望むものも違えば、各人それぞれの特質も異なります。

[st-kaiwa1]人は皆、違った存在。個性があるように、人生に望むものも違うんだね。[/st-kaiwa1]

あなたが、あなたらしく望む人生を生きて、あなた固有の使命・天命を生きること、それは何なのかを知ることが、ライフプランニングの元なのです。

まずは、あなたが人生に何を望んでいるか、考えてみて下さい。

どこに誰と住んで、何を職業として生きていきたいですか?社会とどういう風につながって、社会に何を提供して生きていきたいか?あなたの特性を最大限に活かして、社会と関わっていくには、どんな人生を歩むことが最適か?

どんな人生を歩むのか、どんな人生を期待しているのか、これはあなた以外の誰も、あなたに教えることはできません。しっかりとこれまでの経験に照らして、可能性思考で考えて見て下さい。

願望を明確化する際の注意点

願望明確の注意点

ただし、どんな人生を歩みたいかを考える際の注意点があります。

それは、これまでにあなた以外の誰かが、あなたに対して下したジャッジ、評価、(近親者も含めた)他人がつけたレッテルに左右されないということです。

あなたには無限の可能性があり、あなたが「できる」と想像することができる、あらゆることを実現可能です。

例えば、ケーキが食べたいと思えば、ケーキ屋さんに行けば食べることができます。これは非常に簡単なことなので、できると信じられますし、すぐに実行可能で、実際に実現もできます。一方で、年収1,000万円になると想像した場合、あなたの年収が現在300万円なのであれば、すぐには実現不可能ですが、確実に実現可能なことです。しかしそのためには、年収1,000万円を稼げるような仕事につくこと、その仕事に適した人間になるために勉強することが必要です。年収1,000万円くらいでしたら、年収300万円の人でも3年程度あれば、確実に実現することができます。逆に1億くらいだったら、7年くらいはかかると思います。

このように、しっかりと現実に即して、可能性思考で考えて頂けたらと思います。

ライフプランに用いる資料

ライフプランを立てる際には、いくつかの固有の資料やツールがありますので、付録的に書き留めておきます。

  1. ライフイベント表
  2. キャッシュフロー表
  3. 個人バランスシート

この3つです。それぞれを簡単に解説しておきます。

ライフイベント表は、あなたとあなたの家族全員に予定されているライフイベントを書き出して時系列でまとめた表のことです。それぞれに関連収支を記載していきますが、現在価値で記入するのが原則です。

キャッシュフロー表は、現在の収支や将来の収支予測、貯蓄額想定などをまとめたものです。変動率を計算して、将来価値で記入することが原則です。

個人バランスシートは、世帯の資産と負債をまとめて状況を把握するものです。資産は、取得価格ではなくて時価で表現します。※例えば、不動産や株式、投資信託などは価格が上下しますので、購入価格ではなくて、現在価値に換算して記載します。

このように、ライフプランニングは非常に高度な知識を元に組まれますので、大まかなあなたの願望、将来設計の上で、綿密に計算するには、私たちのようなライフプランナーが活躍するのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です